森屋隆ブログ

台風19号被害視察 箱根登山鉄道

10/18に台風19号により大きな被害を受けた箱根登山鉄道を視察。
本社で被害状況について話を伺い、組合の方から鉄道線の各駅や線路の走る蛇骨陸橋、小涌谷踏切などを案内してもらいました。
もっとも大きな被害を受けた蛇骨陸橋は豪雨のため橋脚が流失、山側斜面にネットを貼っていたにも関わらず幅約20m高さ約100mに渡り法面(のりめん)崩落し、ここに線路が走っていたことさえ分からない状態です。
現在は登山線の箱根湯本から強羅駅までの区間を代行バスで運行しています。
限られた輸送手段しかない中で、こらからの紅葉シーズンの観光需要に耐えられるのか、また地元住民の生活路線としての大切な役割も果たして行けるのか、課題は山積みです。
現行の法制度でカバーできない部分の復旧支援をどのようにしていくか、方法を探りながら国に働きかけて行きます。

お忙しい中対応していただいた皆さま、感謝申し上げます。
ありがとうございました。

のり面崩落した蛇骨陸橋
小涌谷踏切
地元の学生さんの通学風景(普段は登山鉄道を利用)
運行を再開した遊覧船
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